医療は、患者様と医療従事者の信頼関係のもとに行われるものであり、患者様の安全・安心が一番に考えられなければなりません。当院は「地域医療を大切にし、信用・信頼される病院」である事を信念とし、安心して医療サービスを受けられる病院を目指して医療安全対策に取り組んでいます。
医療安全に係わる事項の調査、審議と医療安全対策等の承認、決定を行う場所として、平成19年に委員会を発足しました。構成員は、各部門の責任者等18名と書記1名から成り、12の委員会から構成されています。毎月1回の定例会議が開催されています。
当院には、病院全体の院内感染対策について検討・協議を行う組織横断的な委員会として院内感染対策委員会があります。医療安全管理員会では、院内感染対策委員長からの報告を受け、速やかに感染対策に関する情報を共有しつつ、感染対策が実施できるような協働体制を取っています。
当院の医療安全管理部門は、医療事故を防止し、その取り組みを効果的に推進するために、医療安全に関するカンファレンスを毎週実施しています。 医療安全管理者をはじめとしたメンバーで実施されるカンファレンスでは、医療安全に関わる各種問題点について話し合いがされる他、患者様やそのご家族から寄せられた意見や、現場からの意見にも臨機応変に対応出来るよう、様々な話し合いが行われています。
医療安全管理者及び医療安全管理部門は、主に次のような取り組みを行っています。
当院には、患者様からの問い合わせや苦情に真摯に取り組むために、患者サポート窓口が設置されています。医療安全管理部門は、患者様からの声を積極的に取り入れるために、患者サポート体制委員会とも綿密な連絡を取り合っております。
当院で働く職員の医療安全に関わる知識の向上及び医療資質の向上を図るために、全職員対象に年2回以上の研修を実施しています。